ちょっと手直し

今年の春、同じお客様から2度に分けてオーダーいただいた小さなトートバッグ。
左が第1号、右が第2号
ぱっと見ほとんど同じですが、実は微妙に変えて製作。
主な違いは持ち手の太さ。
左の1号は幅2.5cmの黒アクリルテープを使用、
右の2号は幅2.0cmの黒アクリルテープを使用。(持ち手の長さも2cm長く作りました)
先日お客様からご連絡、
「1号の持ち手を細く長く直して、2号の仕様に合わせたい」とのこと。
ほぼ同じものなのに、感触が微妙に違う・・・っていう気持ち悪さ、
よくわかります。
幸いとてもシンプルな造りのバッグでしたので、
付け根部分のみ縫い目をほどけば交換可能。直してお届け完了しました。
ほんとにちょっとしたことなんですが、
せっかくオーダーいただいたバッグですから、
気持ちよくお使いいただけると私もうれしいです。
(↓付け替え完了!)
手直しもいろいろですが、
完成品の手直しは、費用・送料とも基本的にはお客様にご負担いただいております。
(明らかに当方のミスの場合を除く)
容易に手直しできる場合もあれば、そうはいかない場合もあります。
まずはご相談ください。

バッグ改造

2ヶ月ほど前に製作の「長いベルトのポーチ」(→過去記事

必要最小限のサイズで作ったポーチ。
しかし先日お客様よりご相談。
「メガネをかけることになり、メガネケースも持ち歩かなければならなくなった」
ということで・・・
少し小さめのものをもう1つ作りました。
2個目はベルトに通すだけにしようか、いろいろ案はあったのですが、
今回はしっかり固定した方が使いやすくなると思ったので、
ちょっと手間はかかりますがこのようにつなげることをおすすめしました。
見ただけでは後付とはわからないと思います。

8年目の修理

8年前にオーダー製作したリュック。
現在はないのですが「ブルーグレー」という色で作ったもの。
大切に扱われたのでしょう、本体はとても良い状態。

肩ベルトのクッションを包む素材(スエード調の不織合皮)が傷んできたので、
何か良い方法はないかというご相談。
ここはわりとやりやすい場所なので、クッション部を丸ごと交換することに。
↓今回は素材を薄地帆布に替え、ご要望により少し細い仕上げとしました。
もうしばらくは現役でいけると思います。ありがとうございました。
【お問合せ番号】o99r0313226
<余談>
「帆布のバッグは何年ぐらいもちますか」とよく聞かれますが、
バッグの傷みは使用頻度や使用環境、そして扱い方によるところが大きいので、
一概にはお答えできません。