「佐賀錦」という織物の織り台を持ち運ぶためのバッグをオーダーいただきました。
織り台といっても専用の四角い箱に入っているで、
製作内容は単なる大きな箱を入れるバッグということに。
ベースは「オーダーメイドモデル3 トートバッグ」
50×48×18.3cmのダンボールケースが入るサイズで製作。
・開口部ファスナー付
・底面ビニール張り(ターポリン)
・底ビョウ6点
こういう大きなバッグのオーダーのときに、意外と問題になるのが【持ち手の長さ】
「手に持ったときに地面に引き摺らないように、なるべく短く」
というご希望が多いのですが・・・
今回のようなマチの大きなバッグに上までいっぱいに荷物を入れる場合、
持ち手を短くするのは危険です。ボストンバッグなども同様です。
Aのように短い持ち手で作ると、
「バッグを持ち上げる力」に加えて
「握力」(持ち手が広がろうとするのを抑える力)が余分に必要になり、
すぐに疲れてしまいます。
短すぎると肘にもかけられず、結局使い物にならないことも。
バッグのご使用環境はいろいろで、
手に持って移動する距離が短い場合は、こういうことは気にする必要はありません。
あくまで「ケースバイケース」
今回のお客様には、極端に短くせずに製作しました。
「ちょうど良かった」とのご連絡をいただき一安心。
ありがとうございました~
【お問合せ番号】o031308539
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