「面ファスナー」
あまり馴染みのない単語かもしれません。
通称「マジックテープ」「ベルクロ」とか呼ばれてます。
これらは商標です。
とても便利な材料ですが、
はがす時のバリバリ音や、衣類を傷めることもあったりで、
「マジックテープは使わないで」というお客様も多いです。
うちではカタログ商品には使っていませんが、オーダーメイドでよく使います。
コバ処理
革パーツのコバ（裁断面）には、専用の塗料を塗っています。
裁断面を少し整えてからコバ塗料を塗ります。うちではピカピカに磨いたりはせず、簡単に済ませます。
使っている革との相性も良い大戸糸店のコバ塗料「バスコ」。ボトルのラベルもなんとなく気に入ってます。
コバ処理は、レザークラフトなどでは常識のようですが、うちのようなバッグでは絶対必要というわけではないと思っています。
切りっぱなしでも、かっこよくて使いやすければそれはそれで良いと思います。
ミシン糸
バッグの縫製に使っている糸です。
クラレ社の「ビニモ」。ポリエステル糸です。
主に８番（太さの規格）を使います。
ベージュ系帆布にはベージュの糸、生成帆布にはベージュまたは同色糸
そのほかは帆布とほぼ同色の糸を使っています。
革パーツには原則ベージュ糸を使います。
オーダーで糸の色を指定で作ることもたまにあります。
当工房では手縫いはできません。