2代目ペンギンバッグ

同じ写真を並べたわけではありません。
左は8年前に製作した初代ペンギンバッグ、右は先日製作した2代目です。外観はほとんど同じですね。

ペンギン好きのお客様からのご注文。
2度修理をしてお使いいただいただのですが、もう限界ということで
同じものをオーダーいただきました。
今までの仕事の中で、コンセプトのおもしろさではNo.1です。
たいへんお待たせしましたが昨日納品。またかわいがっていただけると思います。
8年前当時は良かれと思ってやったことも、
時を経ると「ここはこうする方が良い」という点もたくさん出てきてしまいます。
今回も細かな作り方はかなり変えました。
特に作り手としては「よりスマートな造り」を追求してしまいます。
見た目や使い勝手・耐久性には直結しない部分で、けっこうこだわってしまったりします。
【お問合せ番号】o99c1116629

素材を変えて製作

見本はやわらかい化繊素材のショルダーバッグ(写真左)
ビニールの裏地などがかなり傷んでおり、綿帆布で作り直したいとのこと。メーカー等不明。
 
本当は生地もベルトも濃紺がご希望だったのですが、当方の用意できる黒で製作することに。
 
形と寸法はほぼ見本を踏襲。それでも、完成品はこんなに違います。
馴染んでいくとまた違った風合いになっていくことと思います。
「どこがどうということではないが、想像していたものとはちょっと違う」
との率直なコメントをいただきました。
今回に限らず、同様のご感想のお客様も多くいらっしゃると思います。
オーダーメイド一発勝負の限界をちょっと感じてしまいますが、
そういう声をいただけるのもありがたいことです。
 
材料・コストの制約もありますし、使い勝手や見た目の好み、こだわり度も人それぞれ。
なかなか難しい面も多いですが、力不足があるのも事実なので、一つひとつ最善を尽くすしかないですね。
【お問合せ番号】o99c1114021

生成帆布ショルダーバッグ

市内のお客様のオーダー。
工房にお越しいただき、いろいろお話ししながら製作内容を決めました。
外観はこんなにシンプルでも、色、サイズ、ベルト、ポケット、かぶせ(フタ)、革のアクセント、タグ、などなど打合せすることはたくさんあります。
 
先日お引渡し完了。喜んでいただけて私もうれしいです。
【お問合せ番号】o99c1115161