綿帆布の防水性

↓当工房の使用するパラフィン防水加工9号綿帆布。
(新品の帆布に水をかけた直後の状態)

【当工房使用の帆布について】
当工房の使用する9号綿帆布は「パラフィン防水(ロウびき)加工」がされています。
はじめは水滴を弾くくらいですが、その効果はご使用により薄れます。

そもそも帆布(特に9号帆布)は生地の織り目が硬く締まっており、水に濡れることで繊維が膨張して、より水を通しづらくなるとされています。
この帆布の防水性がパラフィン加工でより強化されています。
しかし、生地自体が濡れない「撥水機能素材」の防水性とは異なります。
「綿の生地としては水を通しづらい」くらいにお考えください。
カラー帆布は濡れると色落ちもしやすくなります。
水濡れ前提でのご使用はおすすめしません。