国防色

9号綿帆布には国防色と呼ばれる定番品があります。
濃いグリーンと茶色が混ざったような色です。
そもそもは旧日本陸軍が軍服の色として制定したものだそうです。
戦後もトラックの幌など広く使われてきました。
↓先日製作の国防色ショルダーバッグ(通学用)
この色、当工房では常備していないのですが、先日色指定のオーダーがあり、
別仕入れで入手して製作しました。
※少量仕入れとなるためオーダー価格は割高になります。
【お問合せ番号】o99c1211693

革持込オーダー

縦型のカブセ付きショルダーバッグ

今回はお客様お手持ちの革材料を支給していただきました。
趣味で購入された革をたくさんお持ちで、それを使ってバッグにしたいとのことでした。
↓送っていただいたのはこんなシボ革(※しわ加工された革)
生地持込は時々あるのですが、革持込は異例。
当方で使用する革より薄く軟らか。製作には問題ありませんでした。
(革によっては使用できないこともあると思います)
ちなみに全部革の「革かばん」は当工房では作れませんのであしからず。
関東のお客様でしたが、工房にお越しいただき中身の濃い打合せができました。
先日残りの革材料といっしょに発送、お届け完了。ありがとうございました~。
【お問合せ番号】o99c1209738

8号帆布

当工房では、通常9号帆布を使用しています。
同じ綿帆布でも8号帆布というのは原糸が太く、ざっくりと織られています。
目が詰まっていてゴワゴワしている9号と比べ、規格では8号の方が「厚地」なのですが、
バッグの仕上がりは柔らかい感じになります。
私の感覚では全く別物の生地です。
以前オーダーいただいたお客様から、「今回はもう少し軟らかい仕上がりにしたい」
というご要望をいただき、特別に8号帆布を仕入れて使うことにしました。
仕上がった小型のショルダーバッグ。写真では違いはあまりわかりませんね。
生地が変わるといつもと違う作業が多くなり、製作には手間がかかります。
材料も少量仕入れになるため、オーダー費用は割高になります。
こういう方法、あまり宣伝はしたくないのですが、お客様のご要望によっては対応可能です。
(特別な仕入れが発生するオーダーは、前金でお願いする場合があります。ご了承ください)
【お問合せ番号】o99c1207438