スマホケース

スマートフォンのケースのオーダー。
「ブログに掲載されていたものをベースに」
ということで外観や作りは以前アップしたものを踏襲しました。

今回は前面にアダプターを収納するポケットを作ったこと。
それから背面に隠しネームを刻印したこと。(画像はぼかしてあります)

カバーに収めた状態の寸法をお聞きして、

今回も、 同寸の型を作ってから合わせて作りました。

先日納品、たいへ喜んでいただきました。ありがとうございました~。
反響がありますので、カタログ商品として作ればいいのですが、
サイズもまちまちでカバーを使ったりする人も多いらしいので仕様が絞りきれません。
そのうち「スマホも入りますよ~」くらいのルーズな商品は定番として用意したいですね。
【お問合せ番号】o99a1201673

『太鼓のバチ』のキャリングケース

和太鼓を演奏されるお客様からのオーダー。
「撥(バチ)」用のバッグを製作しました。
長さ55cm、筒の直径15cm。斜め掛け用。
これに数種類のバチを収納するのだそうです。
随所に革を使い、質感の高い仕上りとなりました。
これだけでもそう簡単なものでもないのですが・・・

今回はお客様より
「バチが中で暴れないようにできれば仕切りをつけてほしい」というご要望。
あくまで「できれば」ということで承りました。
製作ぎりぎりまでどう作ろうか悩んだ結果・・・

2分割よりも3分割の方が中での移動が少ないと思い、このようになりました。
「ちょっと仕切りをつけただけ」に見えるかもしれませんが、
この内側を作るだけでも簡単なトートバッグ数個分の手間はかかります。
また、こういうバッグは作業手順をちょっと間違えただけで
全てパーになる恐れもあり、なかなか緊張感のある仕事でした。
使ってみるときっろいろいろ難点は出てくると思いますが、
ひとまずは喜んでいただけたのでうれしいです。
<余談>
手間のかかる作業はもちろんたいへんで時間もかかりますが、
それ以上に難しいのは「どうやって作るか」です。
お客様のイメージに近い絵を描くだけならわりと簡単です。
しかし実際作ることを考えると、「これは無理だよ」というご要望も多々あります。
特にうちのような道具の揃っていない工房は制約も多いです。
「お客様のご要望をある程度満たしつつ、実現可能な製作案を練る」という作業に
毎度苦心しております。
【お問合せ番号】o99p1200195

買い物袋

男性からのオーダー。食品買出し用のバッグ。
これなら多少荷物が重くなっても安心です。底だけ2重にしました。
サイズはおおよそ40×40×15cm。肩掛け用

これも用途としては、いわゆる「エコバッグ」の部類なのでしょうか。
帆布のバッグは、小さくたたんで持ち歩くのには向かないので、
「よし、買い物に行くぞ!」という時に、ヨッコラショと持っていく感じになると思います。
<余談>
世の中「エコ」をうたったモノであふれていますが、
それって本当にエコなの?と思うこともよくあります。
というわけで、ヒネクレ者の当工房では、
商品名や宣伝に「エコ」という単語は使わないことにしています。
【お問合せ番号】o99t1201146