縦型ウエストバッグ(8号帆布)

縦型のウエストバッグのオーダー。
ヨコ17×タテ22×マチ7cm ケータイポケット付

材料は8号帆布ブルーグレー色。
8号帆布は通常使っていないのですが、
たまたまあった生地を見て「これでいきましょう」ということに。
織り目の詰まった9号帆布に対し、8号帆布は原糸が太くざっくりした風合い。
号数で言うと8号の方が厚地ということになりますが、重さは9号と同じくらいです。
↓内側背面に長財布と扇子を立てて入れられるよう布あて。
 残りのスペースに単行本という設定。
↓今回初めて使ったバックル「YKK LB-Qシリーズ」
正面の丸いところを押して外す「フロントリリース」タイプ。
(プラスチックバックルの一般的な物はサイドリリースタイプです)
お客様がこれまでお使いのウエストバッッグにこのタイプがついており、
同じ物にしたいということで別途仕入れました。
このバックルは装着中に角度が柔軟に変わるのがポイントのようです。
ウエストバッグ、市販品では縦長は少数派のようです。
歩くときのバタつき等を考えると、形としては横長の方が良いのだと思いますが、
今回は「縦長」にこだわりたいというオーダーでした。
隣県より打合せと納品2度に渡りお越しいただきました。
ありがとうございました~
【お問合せ番号】o99w1309453

ウエストバッグ/ベージュ革仕様

ウエストバッグのオーダーメイド
県内西部のお客様。
今までお使いになっていた物を見本にお持ちいただき、
それを見ながら細部打合せにて仕様を決めました。
底寸法14×6cm、深さ18cm

見本品の使っていないポケット等は全て省き、
メイン収納と簡単な内ポケットというシンプルな構造に。
その代わりというわけではありませんが、
革使いにちょっとこだわったオーダーとなりました。
↓底を革でがっちりガード
帆布+大きめの革張りで、けっこう硬い仕上がり。
ウエストバッグは体に沿わせて使う物ですので、
この硬さではしばらくは違和感がありますが、
体に馴染んだときの使用感は革ならではのものになると思います。
ちなみに当工房で使うベージュの革は、正確に言うと無着色です。
レザークラフトなどで使われるいわゆる「ヌメ革」にオイル加工が施されたものです。
時間が経つとだんだんと褐色をおびてきます。
着色された革と比べると変化が大きく出ます。
↓参考画像(納品約4ヵ月後のトートバッグの持ち手:ベージュの革を使用)

【お問合せ番号】o99w1217864

吊下げポーチ

昨日の記事「ヘルメットポケット付きバッグ」のお客様からいただいたもう1つのオーダー。
お仕事用の丈の長い制服着用時に使用するウエストポーチ 。
ズボンのベルトから約15cm下がったところにあるとちょうど良いとのことで、

こんなふうに作りました。

ウエストポーチもいろいろ市販されてますが、
さすがにこういうのを探すのはたいへんかもしれませんね。
でも普通に使うにはぶらぶらして扱いづらいと思います。
【お問合せ番号】o99w1214020