昨日の修理

と言っても海外製のおしゃれなレディースバッグ。
新品同様なのですが、数回使って持ち手の付け根の縫い糸がほつれてきたとのこと。
これ以上使うと危険な状態になってました。
きちんと直すにはメーカーに依頼すべきだと思うのですが、
「明日使うのですぐ直せる方法で」というお客様のご希望・・・
とりあえずカシメ↓という金具を打って押さえて終わりにしました。
おもいっきり応急処置ですが、たいそう喜んでいただけました。
当面は使えると思います。(修理画像はありません)
今回はよそ様の商品でしたが、
人間の作るものですので、うちでもエラーは無いとは言えません。
当工房製品の購入直後の「ほころび」などは、当然無償で直しますので、
どうぞ遠慮なくお申し付けください。
【他社製品修理について】

基本的にはバッグの販売店なり製造メーカーにご依頼ください。販売店・メーカーの対応が受けられない場合は、どうぞご相談ください。当方の手持ちの材料、道具できることでしたら、他社製でも修理いたします。

ただし、当工房はカバン修理店ではありませんので、なんでも引き受けるわけにいきません。また、物も見ないでできるかどうか判断などできません。ご了承ください。

8年目の修理

8年前にオーダー製作したリュック。
現在はないのですが「ブルーグレー」という色で作ったもの。
大切に扱われたのでしょう、本体はとても良い状態。

肩ベルトのクッションを包む素材(スエード調の不織合皮)が傷んできたので、
何か良い方法はないかというご相談。
ここはわりとやりやすい場所なので、クッション部を丸ごと交換することに。
↓今回は素材を薄地帆布に替え、ご要望により少し細い仕上げとしました。
もうしばらくは現役でいけると思います。ありがとうございました。
【お問合せ番号】o99r0313226
<余談>
「帆布のバッグは何年ぐらいもちますか」とよく聞かれますが、
バッグの傷みは使用頻度や使用環境、そして扱い方によるところが大きいので、
一概にはお答えできません。

動物を運ぶバッグ

当工房では、ペットのキャリーバッグなどは製作していません。
いつか作ることになるかもしれませんが、
現状ではオーダーメイドでも原則お断りしています。
理由はあまり説明するつもりはありません。
うちの仕事としてやるには色々と問題があるので、このような判断となっています。
何卒ご了承ください。
↓これはペットのキャリーのカバーとして作ったバッグ。
あくまでキャリー用であって、その中にペットが入ることは想定していません。
【お問合せ番号】o031114825