ちょっと変わったカメラバッグ

こんなカメラバッグを作りました。
ショルダーバッグなのですがストラップはお客様でご用意されるとのこと。
開口部11×9cm 深さ17cm

お客様からお送りいただいた
・起毛の裏地
・やわらかいスポンジ(全面にはさみ込み)
・Oリング(アンチック調)
を使用して作りました。
ポケット類は一切なし。
底は丸く。肩に掛けて使う物なので、立つ必要なし。

今回はお客様からかなり具体的なイメージ図をいただきましたので、
一部修正はしたものの、ほぼ原案に近い内容で形にするという仕事でした。
フタも何もなく、とにかくサッとカメラを取り出せるように・・・
カメラバッグというより、カメラの仮置き場といった印象。かなり割り切った造りです。
誰もが望む形ではないかもしれませんが、
お客様ご本人が使いやすいものであれば、これはこれで立派な道具。
シンプルすぎてかえって目立つかもしれませんね。
【お問合せ番号】o99c1216659

スライドついたて

ベルポーレン(芯材や底板になどに用いる合成樹脂板)を使って工作をしました。
↓ちょっとわかりづらいかもしれませんが・・・

ベージュ色の部分が布の筒になっていて、
その筒に板を入れると、位置を変えられる逆T字型の「ついたて」ができます。
このタイプのついたてはときどき作ることがあります。
(写真は手で支えて立っています。手を離すと倒れます)
さて、実は今回のメインは雑誌収納袋。
↓こんな袋を作って、中敷とついたてが合わさったものをはめ込むというものでした。
 (アクセントの赤いラインはお客様の指定)
1:3くらいに分割できるように、というご希望だったのですが、
この方が自由に使えて、しかもわりと作りやすいので、スライド式で製作。
先日納品、ついたてもOKいただけて一安心。ありがとうございました~
【お問合せ番号】o031214837

蕎麦打ちバッグ

蕎麦打ちに使う板を運ぶバッグ。
・930×930の板が入る
・寝かせて置いたときに板が飛び出さないようカブセをつける
・肩掛けできるようにする
・真ん中あたりに補助持ち手をつける
条件はだいたいこんなところ。

このサイズになるとうちの使う帆布では幅が足りません。継ぎはぎして製作。
シンプルな袋のわりにちょっとたいへんでした。
蕎麦打ちの「のし板」用バッグの製作依頼はわりと多いですね。
【男の趣味】として地位を確立している印象です。
「蕎麦屋で食べればいい」と考えちゃう私には向いてないと思いますが、
きっと奥深いものなのでしょう。
【お問合せ番号】o99p1214927