屋号 その1

うちの屋号は「フアクトリ越湖」です。
はじめから「▲▲帆布」にする気はありませんでした。
しゃれたブランド名を作るのも、商標などが絡むと面倒だし…
最初は「FACTORY  KOSHIKO」の表記で始めました。
越湖はなかなか読んでもらえないので、アルファベットの方が良かろうという事で。
正しい英語とか考えず、文字の並びや響きで決めました。
「FACTORY」を使ったのは…
「●●工房」や「アトリエ××」にするのはなんとなく照れくさかったからです。
(つづきは後日)

帆布前掛け

仕事用前掛け。
大きめのポケットが何かと便利で、昼間はずっとこれをしています。
ちょっと近所に出かける程度なら着けたままです。
以前は9号帆布のものを使っていましたが、
今のは11号帆布です。うちのような仕事には、9号の前掛けはちょっと硬くて重たいです。
2009年1月製。紐も全部帆布です。
ほぼ毎日着用、まだしばらく使えると思います。

 

帆布の味

先日ナスカンを交換したバッグ。
丁寧に扱われていることがよくわかり、うれしくなりました。
持ってきていただいてありがとうございます。
約5年間毎日のようにお客様のもとで働いた茶色の帆布は、
素晴らしい味わいを醸し出しておりました。

味の出かたは使い方次第です。もっと酷使されれば傷みも早まります。
普段はしまっておいて、たまに使うようなバッグは、ここまでの味は出ないと思います。
ちなみに5年前完成時の姿は↓
パラフィン防水の張りのある生地がやわらかくなっていくと同時に、
特に濃い色の帆布は色も大きく変化します。
これを「味~あじ」と呼べる人、そうでない人。
・・・かなり個人差はあると思います。