「生地&持ち手」支給

「柿渋染めの生地」と「革の持ち手」をご持参のお客様。
柿渋の生地は帆布と比べかなり薄いもの。
持ち手はハンドメイド向けに市販されているものだと思いますが、
重量感があって本格的なタイプ。
しっかりしたトートバッグにしたいとのことでしたので、
相談の上、当工房の9号帆布(茶色)と合わせて作ることにしました。
・張りのある仕上がりにするため、全体に9号帆布を裏張り。
・持ち手の重量にバッグ本体が負けないよう、
 持ち手の取り付け部周辺にはもう一枚帆布を裏当て。
 (同時に荷物の負荷に対しても強く)
・底回りは表側に帆布を重ねて補強。
持ち手には、手縫いで取り付けるための穴がはじめから開いてましたが、
穴に合わせてミシンでがっちり縫っちゃいました。
最後に革にネームを刻印。縫いつけて完成!
ベストな作り方ではないと思いますが、
うちにある材料を追加してなんとかしっかりとしたトートに仕上がったと思います。
今回の仕事で感じたこと・・・
生地や持ち手、そのほか金具やファスナーなど、
手芸・ハンドメイド用にいろいろなパーツが売られていますが、
それらを組み合わせてバランスよく仕上げるのはなかなか難しいんですね~
【お問合せ番号】o99t1214183